お世話になっている春田先生から、

 

〈ATRは火の神、台所の神さんですね！〉とメッセージを頂いた。

 

 

 

先生がいろいろ調べてお読みになっている本に記載されていたとのこと。

　台所の神様？？

 

 

なんでも、ゾロアスター教（古代イラン人のゾロアスターが創始した宗教で火を扱った祭儀が多いのが特徴。

悪魔を払う、供物を焼くなど儀式では火が頻繁に使われたことから拝火教とも呼ばれていたそう。）において、

 

ゾロアスター教徒は、火の神をアータル（Atar）と呼んでいたのだそう！

 

 

当時の祭儀の主たる対象は火であり、火は、寒さの厳しい冬には暖をとる源であり、

また当時の彼らの主食である肉を料理する手段でもあった。

 

そう、調理に火は欠かせなかったのですね！

 

 

火は、住民の生活にとって不可欠のものであり、

かまどの火をいつも絶やさないでおくよう注意していたのだとか。。。。

 

そしてその火の神を、アータルと呼んでいたそう。

 

 

香り（Perfume）は、もともとラテン語で、

英語でthrough smoke（煙を通して）であり

歴史的にみても宗教儀式に深い関係があったもの。

 

神に捧げものとして生贄を燃やす際に、独特な臭いが鼻につき、

その匂いをマスキングするために香料を一緒に燻蒸したことが

語源といわれています。

 

 

 

同じく　ペルシャ語のATR（香り）も
火に関係があったとは！

 

Atar は火のようですから、その火で蒸した蒸気に香りがあるので、Atr 香りとなったのではないでしょうか？

火の神と水の神は常にワンペアで祭壇で取り扱われていたとのことです。

生活してゆくのに欠かせない、火と水、そして食材となる植物と肉を祭壇に捧げたのですね。台所の神さんですね

 

 

・・と春田先生からメッセージをいただき、大興奮。

 

 

 

香りと食をもっと身近に、誰でも手軽に取り入れる方法として　『キッチン蒸留』と名付けた新しい蒸留手法。

 

キッチンで蒸留するからこそ、家庭で食と香りを日々の暮らしに取り入れることができると

考えています。

 

　キッチン蒸留によって作り出す３つのアートゥル（ATR)。

そのATRが、台所、キッチンの神様といえるとは奇跡！！

　

　協会設立時、日本には、手に入りやすい飲用グレードの芳香蒸留水はほぼなく、

一般に、アロマショップなどで手に入りやすいものが飲用できると勘違いされては困るなと思い、

自らキッチンで素材も確認し、料理をするようにキッチンで蒸留する香りを、

アロマと使ってはいけないな・・と直感的に感じ、呼び方を迷っていた時、

 

香りの発祥の地　ペルシャ語で　『香り』は、アートゥルというのよ、とレイラさんに教えていただき、

 

そのかわいらしい響きにも惹かれ、アートゥル　と決めた。

 

　３つのアートゥル（香り）を作る蒸留器だから、

お鍋にもなる機能を持ちあわせた蒸留器も、ATRPOTと名付けた。

 

 

キッチンで誰でも手軽に使えるよう、不要な管などなく、スポンジひとつであらえ、

入れ子式で出していてもスタイリッシュなものにしたのだ。

 

自ら専用の蒸留器ATRPOTで創り出す３つの産物

（香り・栄養素・機能性成分）をアートゥルと名付けたのだけれど・・・

 

　言葉というものには　語源やら諸々あるけれど・・・

 

そのATRが、キッチンの神様と言えるなんて、奇跡。

 

 

キッチン蒸留の価値が、また一段と重みを増しました。

春田先生、ありがとうございます。

 

 

 

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