2018.01.19.fri
キッチン蒸留は家庭でのケアにぴったり
医療機関を受診するインフルエンザ患者数が
増加し続けているそうですね。
マスクに手洗いうがい、それに加えて、
家族にインフルエンザ患者がいる場合などは
特に家の中の環境に気を使います。
日本薬局方にも記載のある「丁子」
クローブといったほうが馴染み深いでしょうか。
殺菌効果が群を抜いており、歯痛の伝統的な治療薬として使われているスパイスです。
クローブの殺菌作用を活かした
香りの魔除け「オレンジポマンダー」
もクリスマスの時期によく見かけるようになりました。
インフルエンザなどの感染症が流行る季節には
クローブのキッチン蒸留がおすすめです。
クローブの芳香蒸留水は、オイゲノールが主成分。このオイゲノールには、鎮痛、麻酔作用に加えて、抗菌、抗ウイルス、防虫作用が期待できます。
空気が乾燥すると粘膜の防御機能が低下して、
インフルエンザにかかりやすくなります。
お部屋はしっかり加湿しますが、我が家では
この加湿器にクローブの蒸留水を入れています。
クローブだけですと子どもたちが「くさい」と言いますので、
マンダリンオレンジの精油も加えて、
美味しい香りにアレンジしていますよ。
この芳香蒸留水、
ジェルベースと混ぜれば抗菌ジェルができます。
グリセリンと混ぜてうがい液も作れます。
家族のケアに色々と使っていくことができる
キッチン蒸留は、とても実用的です。
「未病」という観点からも
オススメの次世代アロマセラピーです。
健康づくりは家庭から。
注)クローブ精油には皮膚刺激性とアレルギーの可能性があります。芳香蒸留水の場合は成分濃度は低いですが、注意が必要です。
山下